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ラ・ラ・ランド

4月1日、「ラ・ラ・ランド」を観てきました。

公開から大分経ち、賛否両論な映画なんだなあ、という認識の上で。

IMAXシアターの上映時間が都合よかったので、予告のところで高画質!高音質!と念を押されて、上映開始。

ハリウッド映画へのオマージュらしきシーンは素晴らしく美しい。

現代に甦らせたらどのくらい美しいかへの挑戦という感じがしました。

美女のラインダンス、カップルのタップダンス、波止場のマジックアワー、星空へfly away☆

でも段々イライラしてきて。

トーリー展開は予定調和。

女優を目指すヒロインの掘り下げがない。

ラストも、「この余韻、いいでしょ」的な。

映画を作ることを思えば壮大な作品だったと思います。

音楽もダンスも、構図も色彩も。

トーリーさえ気にしなければパーフェクトです。

映画の名作からストーリーだけ抜け落ちた。

クレジットカードのCMをずっと見ていたような作品でした。

バーの片隅で流しておくのには最適です。

トーリーいまいちで、画面がきれいな映画は沢山あると思うのですが、「ミュージカル」という括りではなかなか無いと思うんですよね。

ミュージカルは観客ありきの表現手法で、「観ている人の感動を引き出す」ためのものだと思うので、

感情移入してもしなくてもどっちでもいい、タップダンスをやるんだ!星空を飛ぶんだ!という使い方は、斬新すぎて一般の感覚では受け止められないです。

じゃあ、どうすれば、もっと面白くなったか、というのを考えると、

男女逆の方が、盛り上がったと思うんですよね。

売れない女ピアニストが、伝説のプレーヤーの座った椅子を部屋に飾ってる、だとか、

パトロンとデートを重ねる売れない俳優が、パトロンを振り切って彼女のもとへ、という方がときめきます。

ちょっと韓国映画にありそうな設定だけど(笑)