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【福井地裁】裁判中に被告が検事に襲いかかる 取り押さえられ退廷 3月には暴言で退廷

裁判中被告が検事に襲いかかる

取り押さえられ退廷、3月には暴言で退廷

福井地裁で28日あった刑事裁判で、被告の男が突然検察官に襲いかかる前代未聞の事態が起きた。

取り押さえられた被告には退廷命令が出され、法廷から引きずり出された。

傍聴していた知人とみられる男性も不規則発言を繰り返し、退廷させられた。

 

男は住居侵入、常習累犯窃盗の罪に問われた住所不定、無職牧野武被告(32)。

同被告は3月の審理でも、検察官に

「ぶん殴ったるぞ」

などと大声で暴言を吐き続け、裁判官に退廷を命じられていた。

 

28日は被告人質問があり、

「我慢を覚えたい」

「反省しなくちゃいけない」

などと述べていたが、途中から検察官への不満をまくし立てた。

裁判官から

「発言をやめなさい」

と注意されたが、証言台の前で座った状態から突然、検察官席へ一直線に飛びかかり、机を乗り越え、襲いかかった。

数人の刑務官に床に取り押さえられた。

 

退廷命令後も

「ぶち殺してやるぞ」

「謝れ」

と2、3分叫び続け、寝たまま暴れながら法廷から引きずり出された。

傍聴人約20人は総立ちで傍聴席前方へ駆け寄り、騒然となった。

 

傍聴席からは知人とみられる男性数人が検察官らを批判する発言を続けたため、裁判官はこのうち1人に対し退廷を命じた。

 

福井地裁によると、福井県内の裁判所で公判中に被告が暴行行為をしたのは初めて。