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変わらぬ彼女と変化の渦の私。

最近、幼馴染で

昔 とても仲が良かった子と

頻繁に合う。

なんにも変わってない

仕草も、

雰囲気も

小さい頃のまま、

そのまんま

おとなになった彼女に

心から

安堵の感覚を覚えてしまう

それにひきかえ

自分はどうであろうか…、

わたしのせかいが

おかしくなってからは

彼女達と居たラインから

わたしは 随分と外れてしまった

懐かしくて愛おしい

景色のどこにも

私の

居場所が存在しない、

どこにも存在しない

どこにも、

存在しない

どうしてこうも

人とちがうのか、

どうして…

古びて居て

そして

まるで昨日の事のような

想い出のアルバムのページを

めくれば、

肩を組みながら

えがおで微笑む

彼女や

私がいる。

たいせつな宝物で

あったのに

手を差し出せば

掴んでくれる

手を差し出されれば

握手ができる

顔を見合わせながら

肩を並べて歌なんて

歌って微笑みあえる

いつからか

深くて ただっぴろい

遠い遠い存在へと

変化してしまった

思い返せば

彼女の夢はとても

現実的で

すぐに叶えられそうな

手が届きそうな、

地に足のついたものばかりで

私はと言えば

抽象的で、

漠然と世界平和と

紙に書いてしまうぐらいに

浮遊したものだった。

彼女が10年後の

自分に向けて

おしゃれをして素敵大人に

なりたいと書いていた頃には

自分はと言えば

もっと、ふつうの人になって下さい

と書いて居た

わたしは

どこで間違ったのだろう

どこにも居場所がない

もっと、

ふつうだったら

もっと、

一般的な

家庭や環境だったら

わたしはどこへ

ゆくのだろう

わたしは

いつになれば

自分を取り戻せるのだろう?

本当は行きたくて行きたくて

仕方がない同窓会にも

参加できそうにない

わたしは、

懐かしい場所にも

培われて育てた

きおくに新しい場所にも

着地できない

どこにも居場所がない

どうして

こんなにも

人とちがうのだろう

情けなくて

どうしようもなくて

仕方がない